町屋菊一の世界 第2章

町屋菊一の独り言です。

おうちでロック〜CD紹介⑪〜

こんにちは!町屋菊一です。

 

CD紹介のコーナー

第11弾は

 

真島昌利/RAW LIFE

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第1弾で「夏のぬけがら」を紹介した真島昌利の3枚目のソロアルバムです!1992年リリース

 

【収録曲】

1.RAW LIFE

2.俺は政治家だ

3.Go!Go!ヘドロマン

4.エゴでぶっ飛ばせ

5.かしこい僕たち

6.煙突のある街

7.ドライブしようよ

8.情報時代の野蛮人

9.関係ねえよパワー

10.こんなもんじゃない

11.RAW LIFE(reprise)

12.ですメタル

 

前回紹介したアルバム「夏のぬけがら」とは

うってかわってロック調の曲が多い作品となっている。真島昌利については第1弾かWikipediaをご覧いただきたい。

僕はこういうマーシーの日本語ロック調の曲を

真島ロックという、ジャンルとしてみている。

 

アルバムタイトルにもなっている曲「RAW LIFE」はまさにその真島ロックの真骨頂と言えるのではないだろうか。この歌詞の感じはブルーハーツハイロウズクロマニヨンズにおいてもマーシーの作る曲には共通する部分があると思う。

 

2曲目 「俺は政治家だ」この曲の歌詞も

ザ・日本語真島ロックという感じ。

洋楽を直接和訳したような感じ。

 

 

「RAW LIF」

核兵器エイズもある今更何にも怖くねえ

俺たち全部くたばってもこの星には関係ないよ

グルグル回り続けるだろう

グルグル回り続けるだろう

膨大なロマンの記憶だけ乗っけたまんま”

 

「俺は政治家だ」

“俺は政治家だ俺に金をくれ

もしもこの俺を信じるのならば

欲望の前に大志が崩れる

こっちを立てればあっちが立たない”

 

冒頭2曲の

これらの歌詞はまさに今の世の中にめちゃくちゃ当てはまるような感じがする。

と、聴いていて思った。

というかこのアルバムだいたいの曲がタイムリーな内容で構成されている。笑

 

そして僕が一番好きな曲「こんなもんじゃない」は長い曲だが一節一節の詩が聴く人に刺さるような曲ではないだろうか。ゴスペルのようなコーラスとパーカッション、マーシーのハスキーボイス相まり非常に素敵な曲となっている。

 

ファンの人には この曲を聴いて

映画「俺たちに明日はない」を観た人もいるのではないだろうか。

ボニーとクライドが今夜もやってくる

 

そしてラスト.ボーナストラックの「ですメタル」こちらは全くと言っていいほど多分歌詞に意味はないと思う笑 けどバックの演奏がカッコいい笑

 

因みに再発盤には

ソロのライブバージョンが収録されている

2枚組となっており

こちらもなかなかレアな音源。

 

The Clashがカバーしたことで有名なSonny Curtisの「I Fought the law」の和訳カバーも収録。初めて聴いた時は「法律と俺は闘った、法律が俺に勝った」というあまりの直訳に少しニヤニヤしてしまった。

 

こんな時代だからこそ今聴いてほしいアルバム。Apple MUSICにもあるので是非!!

 

それでは、また次回!

 

筆者:町屋菊一