町屋菊一の世界 第2章

町屋菊一の独り言です。

おうちでロック〜CD紹介㉑〜

こんばんは、CD紹介のコーナーです。

 

第21弾は、、、

 

THE BLUE HEARTS/YOUNG AND PRETTY

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このアルバムはザ・ブルーハーツの1987年にリリースされた2ndアルバム

 

【収録曲】

1.キスして欲しい(トゥー・トゥー・トゥー)

2.ロクデナシⅡ(ギター弾きに貸す部屋は無し)

3.スクラップ

4.ロクデナシ

5.ロマンチック

6.ラインを越えて

7.チューインガムをかみながら

8.遠くまで

9.星をください

10.レストラン

11.英雄に憧れて

12.チェインギャング

 

第14弾で紹介した1stアルバムと同年のリリースではあるが こちらはGtのマーシー(真島昌利)が歌っている曲やブルースハープ、キーボードを使用していたりと変わらずシンプルではあるものの表現の幅が広がったような感じがする。

 

収録曲はアップテンポなナンバーが多く「キスして欲しい」「ロクデナシ」などの有名曲も収録されている。

 

「ロクデナシⅡ」は不動産屋に行き部屋を借りれなかったというマーシーの実体験を元に作られている楽曲。音楽をやる身としては心に刺さる曲

https://youtu.be/4xgomnzDAE4

 

「ロマンチック」

このアルバム唯一のラブソング

良い曲だけど途中のドラムのタム回しにヒヤヒヤする笑

 

「チューインガムをかみながら」

こちらは1stアルバムに収録されていた「少年の詩」の続編のような感じもする。もどかしい気持ちを歌った曲。

 

「ラインを越えて」

マーシーが歌う曲。

社会風刺や人間関係の問題に切り込んだ曲

ブルースハープとの掛け合いがめちゃくちゃカッコいい。

余談だけど歌詞の途中で出てくる「ジョニーは戦場へ行った」という映画を観た。。

興味本位で観ない方が良い。

 

「レストラン」

珍しくスカっぽい裏打ちの曲

陽気な曲だけど歌詞がなんか切ない。。

https://youtu.be/GcaQ_7jkOgA

 

「英雄に憧れて」

どことなくThe Whoサマータイムブルースに似ている。

 

「チェインギャング」

これはこのアルバムで個人的には一番好きな曲

歌詞が深すぎる。

https://youtu.be/o2R9oVqOksA

"過ぎてゆく時間の中で

ピーターパンにもなれずに

一人ぼっちが怖いから半端に成長してきた"

 

とても好きなフレーズ。

 

と、何曲かかいつまんで感想を述べたけれど

名曲揃いのアルバム。名盤だと思う。

 

キーボードを弾いているのはプロデューサーで四人囃子のベーシストでもあった佐久間正英氏というのも凄いところ。

 

また、「レストラン」「遠くまで」のように

これまでストレートなエイトビートだけだった楽曲に縦ノリや裏打ちの曲が増えたのも特徴的。

 

実質、1st.2nd.3rdでブルーハーツ

ここまで支持されている意味が最近わかった。

 

とても聴きやすく良いアルバムなので良ければ是非聴いてみてください。

 

最後までまたご覧いただきありがとうございました。

 

 

筆者:町屋菊一