町屋菊一の世界 第2章

町屋菊一の独り言です。

おうちでロック〜CD紹介㉖〜

こんばんは、CD紹介のコーナーです。

 

第26弾は…

 

大槻ケンヂ/ONLY YOU

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【収録曲】

1.オンリー・ユー
2.タンゴ
3.もうがまんできない
4.未青年
5.ロマンチスト
6.カレーライス
7.とん平のヘイ・ユウ・ブルース
8.私はみまちゃん
9.メシ喰うな
10.屋根の上の猫
11.BYE-BYE
12.オンリー・ユー(アンプラグド)

 

このアルバムは筋肉少女帯でお馴染みの

大槻ケンヂによる1995年リリースのカバーアルバム。

 

大槻ケンヂ氏がとある時代精神的に辛くなり

自分の歌も作れない、歌えなくなった

そんな時期があったそう。そしてその時に自分のリスペクトするアーティストの歌を大声で叫びたかった。

カバーアルバムではあるもののそんな思いや念が実体化した言わば世に出たか出なかったかの

かなり貴重な作品だと思っている。

 

彼が青春時代にリスペクトした町田町蔵江戸アケミ、ばちかぶり、スターリン遠藤賢司PANTAなど様々なアングラ、パンクアーティストをカバーしている。自身の参加していた空手バカボンの作品も収録されている。(「私はみまちゃん」)

 

カバーアルバムと言ってもアレンジして雰囲気を変えて歌っているのは数多く存在するが

これは不愉快に思う人もいるかもしれない表現だがカラオケアルバムのようなまさに単にリスペクト、好きだから歌った というそんな音源。

 

INUの「メシ喰うな」に関してはカバーだが大槻ケンヂ氏本人が町田町蔵氏に影響を受けていることもあって 声や歌い方もそっくりな仕上がりに笑(本人もそう解説している笑)

 

そして5曲目「ロマンチスト」や10曲目の「屋根の上の猫」などには御本人の遠藤ミチロウPANTAが参加しているという豪華ぶりである。

かなりかっこいいアルバム。

 

なので大槻ケンヂファンの方でもでカバー集なら、、とか知らない曲ばかりだと思う方もいるかもしれないが一聴する価値のある作品だと思う。

大袈裟に言えば大槻ケンヂの当時の心をうつしたようなアルバムかもしれない笑

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)

 

 

おうちでロック〜CD紹介㉕〜

こんばんは とうとう6月になりましたね。

CD紹介のコーナーです。

 

第25弾は

 

天井桟敷/呪術音楽劇「邪宗門

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【収録曲】

1.花霊「狂女節」

2.ほろほろ鳥「仁」「獅子の子」「東京巡礼歌」

3.影絵地獄「母捨般若経」「はらいそう」

4.毒白粉「邪宗門

5.舌切雀「母恋地獄」

6.棺桶風呂「地獄和讃」

7.断糸「つるのテーマ」「口笛賛歌」「1970年8月」「和讃」

 

この音源は天井桟敷による1993年リリースの作品。内容は1970年代初期の公演「邪宗門渋谷公会堂での様子を収録したもの。

 

【そもそも天井桟敷とは…】

詩人作家として現代も有名な寺山修司により60年代後半に旗揚げされたアングラ劇団であり その劇団員もフーテンや家出人、退学者など世間の枠にとらわれない様々な人達がいた。劇の独特さや過激さなどは当時存在した他のアングラ劇団とも一線を画していた。

よく寺山修司作品は「サブカル御用達」などと揶揄される事もあるがそんな簡単なものではないと自分は思う。

生きる上で囚われている様々な当たり前と

勝手に刷り込まれている価値観、常識からの脱却を教えてくれる。そんなものばかりだ。

 

ポケットにいつも忍ばせていたい。

 

【音源の内容…】

邪宗門」とは読んで字の如く「邪の宗門」ようするに超簡単に言うと「悪い宗教」の事をいう。(詳しくは自分で解釈して調べてほしい)

そんなものを題材にした劇作品。

 

仏教的なのか悪魔的なのかそういう知識に疎い自分はわからないがそういった面も多く感じられる。

この作品に出てくる言葉、ひとつひとつが芸術であり座員の佐々木英明氏や昭和精吾氏の迫真の演技は音源越しにもヒシヒシと伝わってくる。臨場感が半端ない。

 

そして特筆すべきはやはり楽曲

天井桟敷寺山修司の右腕と言われ音楽を担当し続けていたJ・A・シーザーの作る音楽。

この独特でおどろおどろしく不気味でしかしどこかハードロック的な音楽。こういうのを60年代70年代に既に行っていたのは凄すぎると平成生まれの自分は思う。

やはりこの挿入歌ありきの作品だと思う。

(J・A・シーザーの音源もまた紹介したい)

 

J・A・シーザー/和讃

https://youtu.be/RaALSEOzJq8

 

 

ラストの断糸「つるのテーマ」「口笛賛歌」「1970年8月」「和讃」では劇中劇とも言えるようなエンディングからの演説。

もはや単なる演劇の枠を超えている。

最初聴いたときは鳥肌がたった。

 

この音源、はっきり言って全部聴くと何かに憑かれたようにかなりドッと疲れる。笑

しかしそれくらい濃密なアルバムだ。

 

是非とも天井桟敷寺山修司の沼にハマってみてほしい。きっと人生の迷いが減るかも、、?

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)

 

 

 

おうちでロック〜CD紹介㉔〜

こんばんは、CD紹介のコーナーです。

 

第24弾は…

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HIS/日本の人

 

【収録曲】

1.HISのテーマ

2.パープル・ヘイズ音頭

3.夜空の誓い

4.逢いたくて逢いたくて

5.渡り鳥

6.500マイル

7.恋人はいない

8.おやすみ もうすぐ逢える

9.スキー・スキー

10.恋のチュンガ

11.ヤングBee

12.セラピー

13.アンド・アイラブ・ハー

14.日本の人

15.Oh,My Love〜ラジオから愛のうた〜

16.幸せハッピー

 

このアルバムは音楽ユニットHISの1991年リリースのアルバム 唯一のアルバムでもある。

 

HISは細野晴臣忌野清志郎坂本冬美による超豪華すぎる意外なメンバーで結成されたユニット。

 

元々は三宅伸治坂本冬美忌野清志郎によるSMIというユニットが前進らしい。

 

ちなみに忌野清志郎細野晴臣はほとんど面識がなかったのにこのユニット結成に至ったという話は面白い。

 

やはりこのアルバムの見どころはロックンロールの人、演歌の人、フュージョンやテクノの人が集まったため作品にも色濃くそれが出ていて結構長いアルバムだけど聴いていて飽きない。

 

本作品はカバー曲なども含まれており

特にパープル・ヘイズ音頭などはまさに坂本冬美の演歌歌手ならではの歌い方がとても特徴的。

イエロー・サブマリン音頭を彷彿とさせるような曲(笑)

 

というより坂本さんの歌われるこのアルバムの曲はだいたい演歌っぽくなっていて歌い手の力、凄さを感じさせる。

 

他にもレノン=マッカートニーの「アンド・アイラブ・ハー」などもカバーしておりこちらもオリジナルに昇華されている。

 

RCサクセションのベーシスト

小林和生忌野清志郎の共作である

「渡り鳥」こちらは思わず口ずさみたくなるようなそんな曲。言葉遊び。かもかも。

 

細野晴臣氏はこの作品では作詞は行っていないが作曲の曲が何曲かあり、やはり一度聴くだけでセンスが光っているのがわかる。。恐ろしや。

 

3人の特徴が出ていて

ぶつかり合っていてとても興味深い作品でした。

 

音楽通からすれば知っていて当然のアルバム、ユニットなのかもしれないけど僕は最近知り、CDを入手し思わず面白くて感動したので浅い知識で申し訳ないけど早速、記事にしてみました。

 

面白い作品なので知らない人は是非聴いてみてください!

 

今回は短いですがここまでです。笑

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

 

筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)

 

 

おうちでロック〜CD紹介㉓〜

こんにちは、ご機嫌いかがですか。

町屋菊一です。

CD紹介第23弾です!

 

THE BLUE HEARTS/TRAIN-TRAIN

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【収録曲】

1.TRAIN-TRAIN

2.メリーゴーランド

3.電光石火

4.ミサイル

5.僕の右手

6.無言電話のブルース

7.風船爆弾(バンバンバン)

8.ラブレター

9.ながれもの

10.ブルースをけとばせ

11.青空

12.お前を離さない

 

このアルバムはブルーハーツの1988年リリースの3rdアルバム。

前回から紹介している1st.2ndに続くブルーハーツを代表するアルバム。

バンドの代表曲「TRAIN-TRAIN」も収録されている。

 

アルバム冒頭とラストに汽車を彷彿とさせるブルースハープとスネアのドラムロールが入っておりアルバム全体を通してTRAIN-TRAINのコンセプトを引き継いでいる。

 

1st、2ndまでのシンプルすぎるロックスタイルに少し色を付けたようなブルースやカントリー色の強い楽曲も収録されている。

2曲目「メリーゴーランド」は甲本ヒロト真島昌利の共作。

「電光石火」のようなストレートなロックナンバーもありつつ「ミサイル」や「ラブレター」のようなラブソング。

また「無言電話のブルース」のようなセッション的な曲があるのも前回までとの大きな違いかもしれない。

 

「僕の右手」

この曲は歌詞がとても素敵。

"人間はみんな弱いけど夢は必ず叶うんだ

瞳の奥に眠りかけた挫けない心"

単純な歌詞なのに凄く響く。

https://youtu.be/xj1Qyw06wLI

 

7曲目の「風船爆弾(バンバンバン)」では甲本ヒロトとベースの河ちゃん(河口純之助)の共作

歌詞の最後の方は河ちゃんが歌っている。

割と好きな曲。

 

「ながれもの」

今までのブルーハーツにはなかったカントリーぽい曲。馬が走ってるようなイメージ笑

 

「ブルースをけとばせ」

こちらはマーシーが歌う曲

ギター、ピアノがいい感じにセッションしている。個人的にはライブバージョンがかっこよくてテンポも速くて好き。

ライブバージョン☞https://youtu.be/ijroyCzajPc

 

「青空」

ブルーハーツを代表する真島昌利、作の名曲

メディアなどでもその歌詞を取り上げることもある 中学の頃 教科書にも載っていた。

色んな人がカバーしている。

 

僕的には前回の記事にも書いたかもしれませんがこのアルバムまでの3部作でブルーハーツの評価される理由がわかるような気がします。

ブルーハーツ」というバンドとしての完成度が高いアルバムだからです。

 

初めての人もまた、昔聴いていたという人も1st.2nd.3rdとまとめて聴いてみるのも面白いかもしれません。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)

 

 

 

 

おうちでロック〜CD紹介㉒〜

こんばんは!CD紹介の時間です。

まだまだ続きます。

 

第22弾は…

 

Kate Bush/The Whole Story

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【収録曲】

1.Wuthering Heights

2.Cloudbusting

3.The Man With The Child In His Eyes

4.Breathing

5.Wow

6.Hounds of Love

7.Running  Up That Hill

8.Army Dreamrs

9.Sat in Your Lap

10.Experiment IV

11.The Dreaming

12.Babooshka

 

「The Whole Story」このアルバムは1986年にリリースされたKate Bushのベストアルバム。

 

ベストアルバムというだけあり曲構成

内容ともに非常に充実している。

正直これを聴けば他のアルバムをわざわざ聴かなくても良いのでは?という完成度。(個人の意見です)

 

Kate Bushとはイギリスの女性歌手で

世界の偉大なシンガー100にも名を飾っている

その表現力、歌唱力、容姿ともに唯一無二の存在で彼女はひとつの「Kate Bush」というジャンルを作り出している。

 

楽曲もピアノやアコースティック・ギター、コーラス、多重録音などを用いて非常に作り込まれている。

 

そして彼女の特徴といえば

独特なMV(ミュージックビデオ)

ひとつの作品としての完成度が非常に高い。

特に個人的にはトップを飾る「Wuthering Heights(嵐が丘)」がとても好き。

エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」をモチーフにしている。曲も然ることながらMVも非常に美しく妖艶でそして狂気、どこか不気味さすら醸し出している(不気味さの意味は是非小説の方を読んでいただきたい)

芸術性の高い作品に仕上がっている。

正直、この曲を聴きたいがために僕はこのアルバムを購入した。それほど美しい曲。

https://youtu.be/JjFMmMMV6ww

 

 

「Sat in Your Rap」

こちらは上記した曲とは変わり

アップテンポの曲で変則的なリズム

コーラスの多重録音など前衛的な曲になっている。こっちのMVは正直、美しいとダサいの紙一重になっていると思う。しかし完成度はやはり高い。

https://youtu.be/-4csr6pLZLg

 

「The Dreaming」

特に記載はないけれど この曲も気になるところ。割と有名な曲であるもののなんかちょっと怖いというか気持ち悪い曲。

少し気になり調べたところ どうやら「呪術」的な夢覚醒の意味があるらしい。なるほど…

いやいや、MVがこれも強烈すぎる。。

https://youtu.be/M2Wa0LdCsvM

 

というわけで今日はKate Bushについて書いてみました。まさにアーティストと呼べるアーティストなので皆様是非聴いてみてくたい。

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

筆者:町屋菊一(https://twitter.com/machiya_3rock)

 

 

 

 

 

 

おうちでロック〜CD紹介㉑〜

こんばんは、CD紹介のコーナーです。

 

第21弾は、、、

 

THE BLUE HEARTS/YOUNG AND PRETTY

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このアルバムはザ・ブルーハーツの1987年にリリースされた2ndアルバム

 

【収録曲】

1.キスして欲しい(トゥー・トゥー・トゥー)

2.ロクデナシⅡ(ギター弾きに貸す部屋は無し)

3.スクラップ

4.ロクデナシ

5.ロマンチック

6.ラインを越えて

7.チューインガムをかみながら

8.遠くまで

9.星をください

10.レストラン

11.英雄に憧れて

12.チェインギャング

 

第14弾で紹介した1stアルバムと同年のリリースではあるが こちらはGtのマーシー(真島昌利)が歌っている曲やブルースハープ、キーボードを使用していたりと変わらずシンプルではあるものの表現の幅が広がったような感じがする。

 

収録曲はアップテンポなナンバーが多く「キスして欲しい」「ロクデナシ」などの有名曲も収録されている。

 

「ロクデナシⅡ」は不動産屋に行き部屋を借りれなかったというマーシーの実体験を元に作られている楽曲。音楽をやる身としては心に刺さる曲

https://youtu.be/4xgomnzDAE4

 

「ロマンチック」

このアルバム唯一のラブソング

良い曲だけど途中のドラムのタム回しにヒヤヒヤする笑

 

「チューインガムをかみながら」

こちらは1stアルバムに収録されていた「少年の詩」の続編のような感じもする。もどかしい気持ちを歌った曲。

 

「ラインを越えて」

マーシーが歌う曲。

社会風刺や人間関係の問題に切り込んだ曲

ブルースハープとの掛け合いがめちゃくちゃカッコいい。

余談だけど歌詞の途中で出てくる「ジョニーは戦場へ行った」という映画を観た。。

興味本位で観ない方が良い。

 

「レストラン」

珍しくスカっぽい裏打ちの曲

陽気な曲だけど歌詞がなんか切ない。。

https://youtu.be/GcaQ_7jkOgA

 

「英雄に憧れて」

どことなくThe Whoサマータイムブルースに似ている。

 

「チェインギャング」

これはこのアルバムで個人的には一番好きな曲

歌詞が深すぎる。

https://youtu.be/o2R9oVqOksA

"過ぎてゆく時間の中で

ピーターパンにもなれずに

一人ぼっちが怖いから半端に成長してきた"

 

とても好きなフレーズ。

 

と、何曲かかいつまんで感想を述べたけれど

名曲揃いのアルバム。名盤だと思う。

 

キーボードを弾いているのはプロデューサーで四人囃子のベーシストでもあった佐久間正英氏というのも凄いところ。

 

また、「レストラン」「遠くまで」のように

これまでストレートなエイトビートだけだった楽曲に縦ノリや裏打ちの曲が増えたのも特徴的。

 

実質、1st.2nd.3rdでブルーハーツ

ここまで支持されている意味が最近わかった。

 

とても聴きやすく良いアルバムなので良ければ是非聴いてみてください。

 

最後までまたご覧いただきありがとうございました。

 

 

筆者:町屋菊一

 

 

 

 

おうちでロック〜CD紹介⑳〜

こんばんは、CD紹介のコーナーです。

 

第20弾!!

 

今回はこちら!!

 

Go!Go!7188/鬣

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【収録曲】

1.うましかもの

2.浮舟

3.大人のくすり

4.ないものねだり

5.ななし

6.ナイフ

7.雨のち雨のち雨

8.無限大

9.月と甲羅

10.ポラロイド

11.サンダーガール

12.種

13.浮舟〜スペシャルバージョン〜

 

Go!Go!7188の2003年発売の3rdアルバム

 

2012年に解散してしまっているけれど個人的にめちゃくちゃ勿体無いと思った。

唯一無二のバンドだと思う。

 

1曲目の「うましかもの」から浪曲のような独特なボーカルメロディーでスタートする。

とてもかっこいい。歌詞も好き。

続く「浮舟」も印象深いギターイントロから始まる。

ちなみに僕自身はこの曲を高校の頃

軽音楽部でドラムを散々練習した。

思い入れの強い曲。笑

ベースがめっちゃ歪んでいる。

サビ後の「ライラライライラ〜」が印象的だと言う人も多い。

https://youtu.be/5-N79Q-gsf4

ギターソロのメロディ進行がめっちゃ好き。

 

「大人のくすり」こちらはどちらかというとポップな部類?の曲。しかし 迷わずかっこいいと思える曲。

 

「雨のち雨のち雨」

こちらは少しスローテンポな楽曲…と思わせておいてサビで急にテンポアップするのが格好いい。

スタジオ音源のようなドラムサウンドと唄い手の歌い方によりとても哀愁漂う感じが表現されている。

 

「月と甲羅」

めっちゃかっこいい。

個人的にはこのアルバムで一番好きな曲。

サビの「心揺らす〜言葉〜 体揺らすリズム〜」のメロディがめちゃくちゃ好き。そこのハモリで鳥肌が立つ。

https://youtu.be/_XqeZdD4RPU

 

「種」

こちらはどちらかというとポップ的要素の強い曲。しかししっかりとGo!Go!7188ワールドが薄まることなく表現されている。

少し長いけど良い曲。

 

「浮舟〜スペシャルバージョン〜」

2曲目の「浮舟」のアレンジバージョン

より和風テイストが強くなっている。

実験的なアレンジが所々に加えられている。

これはこれで面白いので好き。

和太鼓の音が印象的で独特感が深まっている。

かと思えばバイオリンのような音やピアノも入っていたりとなかなか面白いアレンジに仕上がっている。

 

Go!Go!7188の特徴はやはり前途のように

そのサウンドにあると思う。ガールズバンドのロックで和風的メロディでありながらBメロやサビではしっかりポップ要素へと落とし込みつつも個性を潰さない編曲は凄いと思う。

 

他にも素敵なアルバムがたくさんあるので

是非興味のある方は聴いてみてほしい。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

筆者:町屋菊一