町屋的 好きなアルバム120
こんばんは町屋菊一です。前回好きなアルバムベスト20をやったのですが意外に評判があったので調子に乗ってひたすら好きなアルバムを120枚。
あくまでそのアーティストに詳しいというよりそのアルバムが好きかに重点を置きました。
文字数の関係上、アーティスト名、アルバム名のみとします悪しからず。気になった人は自分で調べてください。
では、いきます!
【120】
鈴木トオル/砂漠の熱帯魚
【119】
友部正人/ミディの時代
【118】
平沢進/救済の技法
【117】
浅川マキ/Long Good-Bye
【116】
【115】
小島麻由美/セシルのブルース
【114】
岡林信康/狂い咲き
【113】
ZAZ/zaz
【112】
T字路s/PIT VIPER BLUES
【111】
TAB001/LIFE STYLE MASTA
【110】
TOMOVSKY/NEGACHOV&POSICOV
【109】
TALISK/abyss
【108】
PIXIES/Doolittle
【107】
チャットモンチー /表情<Coupling Cllection>
【106】
DJみそしるとMCごはん/ごちそんぐDJの音楽
【105】
Char/CHARACTER
【104】
BO DIDOLEY/Bo Didoley
【103】
ミン&クリナメン/世界によろしく
【102】
THE POLICE/SYNCHRONICITY
/
【101】
ブリジット・フォンテーヌ/Comme'a la radio
【100】
ビョーク/Debut
【99】
The ピーズ/とどめをハデにくれ
【98】
Patti Smith/LAND
【97】
Patti Smith/Easter
【96】
ブルース・スプリング・スティーン/Born to run
【95】
ハイポジ/写真にチュー
【94】
トクマルシューゴ/EXIT
【93】
スティーブ・ヴァイ/The Essential STEVE VAI
【92】
SHAKATAK/The ultimate collection
【91】
The Who/My Generation
【90】
GUNS・N・ROSES/GREATEST HITS
【89】
カルメン・マキ/ろうそくの消えるまで
【88】
カヒミ・カリィ/クロコダイルの涙
【87】
アニタ・カー/The Very Best of Anita Kerr
【86】
Astor Piazzolla/Completo en Philips y Polydor
【85】
Carpenters/The singles(1969-1973)
【84】
加川良/親愛なるQに捧ぐ
【83】
早川義夫/恥ずかしい僕の人生
【82】
ほぶらきん/メジャーデビュー
【81】
柳家睦とラットボーンズ/夜に濡れる花びら
【80】
柳原陽一郎/小唄三昧
【79】
山崎ハコ/人間まがい
【78】
【77】
村下孝蔵/初恋〜浅き夢みし〜
【76】
三宅伸治/つづく
【75】
ミドリ/ファースト
【74】
ミドリ/セカンド
【73】
毛皮のマリーズ/TIN PAN ALLEY
【72】
【71】
【70】
【69】
T-REX/THE SLIDER
【68】
【67】
SMOKEY ROBINSON &The Miracles
/SHOP AROUND
【66】
the pillows/wake up! wake up! wake up!
【65】
the pillows/Rock stock&too smoking the pillows
【64】
THE ROLLING STONES/Beggars Banquet
【63】
THE ROLLING STONES/Some Girls
【62】
Otis Redding/The Bery Vest of Ottis Redding
【61】
Mott the hoople/The Hoople
【60】
MAROON5/Songs About Jane
【59】
Bob Dylan/The Times They Are A-Changin'
【58】
【57】
【56】
浅川マキ/浅川マキの世界
【55】
【54】
Camille/Le sac des filles
【53】
Baddy Holly/The Buddy Holly Story
【52】
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット/レヴェラーズ・チンドン
【51】
JellyFish/Spilt Milk
【50 】
RED HOT CHILI PEPPERS/STADIUM ARCADIUM
【49】
Sonny Boy Williamson/One Way Out
【48】
【47】
たま/ひるね
【46】
町田町蔵+北澤組/腹ふり
【45 】
The Who/Who's Next
【44】
QUEEN/JEWELS
【43】
NINA HAGEN/NunSexMonkRock
【42】
KATE BUSH/The Whole Story
【41】
椎名林檎/私と放電
【40】
東京事変/教育
【39】
CASIOPEA/THUNDER LIVE
【38】
【37】
三上寛/ベストアルバム
【36】
The Beatles/REVOLVER
【35 】
【34】
PANTA/NAKED
【33】
Veronique Sanson/Amoureuse
【32】
HIS/日本の人
【31】
ザ・クロマニヨンズ/ACE ROCKER
【30 】
THE STALIN/STOP JAP
【29】
真島昌利/人にはそれぞれ事情がある
【28】
RCサクセション/ハートのエース
【27 】
【26 】
倉橋ヨエコ/モダンガール
【25 】
倉橋ヨエコ/婦人用
【24】
The Clash/SANDINISTA!
【23】
The Clash/White Riot
【22】
↑THE HIGH LOWS↓/バームクーヘン
【21】
↑THE HIGH LOWS↓/Relaxin'with THE HIGH LOWS
【20】
BUMP OF CHICKE/orbital period
【19】
真島昌利/夏のぬけがら
【18】
【17】
THE TIMERS/不死身のタイマーズ
【16】
↑THE HIGH LOWS↓/Tiger Mobile
【15】
【14】
J・A・シーザーと悪魔の家/異郷巡禮歌
【13】
ヤプーズ/HYS
【12】
【11】
THE BLUE HEARTS/DUG OUT
【10】
INU/メシ喰うな!
【9】
村下孝蔵/GUITAR KOZO
【8】
CASIOPEA/Mint Jams
【7】
佐井好子/胎児の夢
【6】
下田逸郎/さりげない夜
【5】
カヒミ・カリィ/LE ROI SOLEIL
【4】
はっぴいえんど/風街ロマン
【3】
嘘つきバービー/ニニニニ
【2】
小島麻由美/さよならセシル
【1】
J・A・シーザー/国境巡礼歌(完全版)
以上、、!
町屋的好きなアルバム120でした。
最後までご覧いただきありがとうございました
気になったアルバムがあれば是非聴いてみて下さい!!
町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)
おうちでロック〜CD紹介㉜〜
こんばんは、町屋菊一です。
だいぶ暑くなってきましたね。。
久々のCD紹介のコーナーです。
第32弾は……
倉橋ヨエコ/婦人用
【収録曲】
1.盗られ系
2.金魚想う
3.ラブレター
4.恋愛テム
5.アンドーナツ
6.夜な夜な夜な
7.残り者
8.土器の歌
9.梅雨色小唄
10.キャバレー
このアルバムは倉橋ヨエコという2008年まで活動した女性アーティストの2002年リリースのアルバム。
ピアノ弾き語りを中心にジャズやシャンソンを基調としたJ-popアーティストでその歌唱力、ピアノ、詩などにおいても高いセンスのアーティストであると思う。また、独特の歌い方も特徴。
このアルバムの中では「ラブレター」「梅雨色小唄」という曲が特に彼女のピアノ弾き語りの真骨頂ともいえる。非常に切ない曲。
歌詞の内容は繊細でこのアルバムのみにならず全作品においてかなりネガティブと言えるような重たいというようなそんな感じがする。
しかし、そういう人間の奥底の誰もが持ち合わせる感情を隠さずに表現している数少ないアーティストだとも思う。
なかでも当アルバム収録の
「夜な夜な夜な」この曲は代表曲の一つ。
耳に残るイントロと歌詞。
最初の「あ〜あ〜あ〜」って部分が最初聞いたときは怖かった笑
"夜は自己嫌悪で忙しい"
この歌詞は結構有名。
↓【夜な夜な夜な】
【土器の歌】
ピアノのイントロがとてもかっこいい。
歌詞はないがコーラスとピアノの旋律で作られた曲。きれいだけどどこか鬼気迫るところがある曲。
こういう曲はおそらく男性には書けないようなそんなセンスのような気がする。
数少ない天才アーティストの一人だったのではないだろうか。
機会があれば是非、倉橋ヨエコというアーティストを聴いてみて下さい!
最後までご覧いただきありがとう御座いました
筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)
おうちでロック〜CD紹介㉛〜
こんにちは、CD紹介のお時間です。
今日も素敵な音源を紹介します!
第31弾は…
ハモニカクリームズ/アルケミー
【収録曲】
1.アクシス・ムンディ
3.テンデイズ・テンマンス
4.ガレージ・ド・ローム
5.カプレカ
6.アストゥリアス・ウインド
7.ダンス・オブ・クアドラ
8.アリーバ
9.時間泥棒
10.無数にあるうたのいち
11.フリージア
ハモニカクリームズとは日本のバンド。
ハーモニカ、フィドル、ギターという編成。
曲調はケルトやブルース系を基盤としている。
そのバンドの4枚目のアルバム。
「アルケミー」
あくまで僕の主観だがハモニカクリームズを初めて聴く人にはこのアルバムが一番わかりやすいというか「ザ・」という感じでオススメなので今回紹介したい。
失礼な書き方だが日本ではあまり
メジャーなバンドではないかもしれないが知る人は知るとても凄いバンド。
海外でも活躍している。
2018年フランスで行われた「ロリアン・インターケルティック音楽祭」という世界最大のイベントで優勝も果たしている。
かなり好きな音楽なので今回は取り上げました。
インスト曲が多くそれ故に枠にとらわれないというか いろんなリズム、テンポに対応しているような気がする。
そして、特出すべきは
何よりハーモニカの技術とフィドルというバイオリンのような楽器との掛け合い。
【フィドル↓】
これがほんとうに凄い。
お互い似たような音域なのに全く被ってなくて音のすみ分けが出来ているのが流石プロといったところ。見習いたい。
聴いているだけで圧巻される。
あと、ライブでは曲中に何個もハーモニカを交換するのがすごいと思った。
インスト音楽は歌詞がないのでフォークソングやロックが好きな自分には最初は退屈するかもとか思っていたのだが全然そんなことはなく
11曲55分ではむしろ聴き足りなくて他のアルバムも手に入れたくらい笑
それくらい曲構成、演奏技術ともにレベル、完成度の高いバンドなのではないかと思う。
個人的には2曲目の「サン・セバスチャン」
9曲目の「時間泥棒」という曲のハーモニカソロが特に好き。
ドラムのスネアのゴーストノートとの掛け合いが気持ち良い。
あと、ラストの「フリージア」という曲もカッコイイ。
ホームページにオンライショップなどもあるので是非圧巻の音楽を皆さんにも観てほしい。
めちゃくちゃ良いので。。
ちなみにYouTubeに上がっている
こちらのフランスでのライブ動画は鳥肌モノなので是非見てほしい。
ということで今回はハモニカクリームズというバンドの紹介でした!
最後までご覧いただきありがとうございました
筆者:町屋菊一(http://twiter.com/machiya_3rock)
おうちでロック〜CD紹介㉚〜
こんばんは、CD紹介のお時間です!
今日もやります。
第30弾は、、、
J・A・シーザー/国境巡礼歌・完全盤
【Disc1】
1.転生譚
2.国境哀歌
3.エンプティ・バード変奏曲
4.首吊りの木
5.オルフェ・ヒロシマ
6.帝政ロシア顛落のロック
7.民間医療術
8.人形昇天
9.大鳥の来る日
【Disk2】
1.狂女節
2.東京巡礼歌
3.長髪楚囚
4.英名詩篇1
5.越後つついし親不知
6.母捨般若経
7.母恋しやサンゴ礁
8.英明詩篇2
9.和讃
10.人力飛行機のための演説草案
11.山に登りて告げよ
このアルバムは作曲家作詞家であり作家でもある日本アングラの知る人ぞ知るパイオニア
J・A・シーザーの1973年リリース「国境巡礼歌」を新たにマスタリングし2枚組として復元させた音楽アルバム。
この作品は1971年に東京日本青年館ホールで開催されたものを収録している。
シーザーは寺山修司の劇団「天井桟敷」の音楽担当として右腕的な存在で活躍を続けていた。
アングラ的で和風テイストのおどろおどろしい曲からハードロック調まで幅広い楽曲がある。
また90年代にはアニメ「少女革命ウテナ」の曲を担当したりアニメソングもいける人
現在は音楽に加え「演劇実験室◎万有引力◎」主宰者もつとめている。
アルバムとして音楽的な観点だけではなく
演劇的、社会的、文化的、哲学的にも色々と考えさせられる作品。
収録されている音楽はもとは劇中歌だが
その劇というのも日本だけではなくオランダのアルンヘムの広場やフランスのナンシーで「邪宗門」という作品を行ったりとかなり挑戦的で前衛的。
【国境哀歌】
誰にでも国家がある。
しかしそのための哀しさ悲劇を歌っている。
どこへ行っても国ばかり…
【首吊りの木】
原曲バージョンは呪詛のような夜中に聴いていると呪われそうな感じに仕上がっている。
こちらのバージョンはハードロック調
原曲バージョン→https://youtu.be/AasOJiEn3R8
【オルフェ・ヒロシマ】
この曲は71年にオランダのアルンヘムでの野外劇「人力飛行機ソロモン」で外国人により歌われている。その後日本でも演奏される。
女性がずっとI have no country と連呼している。。
【大鳥の来る日】
語りの入った後 劇中で作られた大きな鳥に最後には火を放ち3000人もの目の前で燃え尽きていく。。壮大な劇曲
【英名詩篇1.2】
こちらの2作品は劇団員の佐々木英明氏による
詩の朗読である。
【越後つついし親不知】
歌詞はとても和風だが曲はかなりハードロック
2014年や16年のリサイタルでも演奏されている
とてもかっこいい曲。
【母捨般若経】
しば さば ばてん ゆりりうす
えとら せつりょう とど まさえ
ろけん やだいば あら だらに
などという造語?で繋がれたあとサビで
「死んでくださいお母(おっかさん)」という曲
何を言ってるのと思われるかもしれないが
そういう曲なので仕方ない。
【和讃】
これが一番好き。
ベースの音から荘厳に始まり歌詞は地獄和讃の話。ラストになるにつれヒートアップしドラムもエレキもめちゃくちゃかっこいい曲。
【人力飛行機のための演説草案】
詩の朗読と伴奏の後ろでずーっと世界の国を英語で読み上げるという前衛的すぎる曲。
長い曲。しかし詩がとても深い。
【山に登りて告げよ】
こちらも朗読から入る曲。
アルバムのラストを飾るにふさわしい大作。
という感じでかなりザックリと紹介してみました。
この作品に関しては語りだしたら1万字は超えそうなのでこれくらいにしておく。
18歳の頃に出会った音源だが5年経った今も聴くたびに解釈が変わっていく。
音楽だけでなく演劇、文学や哲学、詩が好きな方、是非J・A・シーザーの世界へ入ってみてください。
最後までご覧いただきありがとございました。
筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)
おうちでロック〜CD紹介㉙〜
こんばんは、CD紹介のお時間です。
第29弾は…
村下孝蔵/初恋〜浅き夢みし〜
【収録曲】
1.初恋(アルバムバージョン)
2.夢の地図
3.踊り子(アルバムバージョン)
4.冬物語
5.モ・ザ・イ・ク
6.おいでよ
7.青い嵐
8.挽歌
9.私一人
10.丘の上から
このアルバムはフォーク歌手村下孝蔵氏の1983年リリースのアルバム。
代表曲の「初恋」や「踊り子」が収録されている。
【初恋(アルバムバージョン)】
村下孝蔵氏の最も有名なヒット曲
こちらのバージョンのイントロはドラムではなくキーボードから入っている。こちらも良い。
とても切ない片思いの気持ち、初々しい青春を歌った曲。村下氏本人の人柄も出ている気がする。ちなみにテレビ番組に出た際にはこの曲を歌っている背後からこの歌詞のモデルの初恋の女性が登場するというサプライズがあった。
その動画→https://youtu.be/UuP2JQ_tSAY
【踊り子(アルバムバージョン)】
この曲もヒット曲のひとつ。
有名な中森明菜さんもカバーした曲。
こちらも恋の歌だが歌詞がやはり切ない。
アンバランスな恋を踊り子に例えて歌っている
印象的なイントロもライブではアコースティック・ギターで表現するという実力にも目を奪われる。
歌詞の「表紙の取れてる愛だからかくしあい」という詩や「愛してる愛せない」「若すぎたそれだけが全ての答えだと涙をこらえたつま先立ちの恋」など辛くなるような表現が多いがそれもまたキレイ。
踊り子→https://youtu.be/mQfEP9KSJt8
【モ・ザ・イ・ク】
ピアノイントロがとてもきれいな曲。
昭和感漂う曲。
Bメロからサビへの流れがとてもかっこいい。
歌詞の内容から察するに失恋ソング。
昔は何も考えずに会えたのに今はそうは行かない。という状況。誰にでも体験があるのではないだろうか。センチメンタルな曲。
【丘の上から】
アルペジオがとてもきれい。
終始ゆったりとした弾き語りテイストの曲だがそれがかえって声と歌詞をよく引き出していると思う。情景が思い浮かべられる曲。
そしてやはり歌詞が切ない……
デビュー前から存在したらしいがアレンジがだいぶ変わっている。
個人的に好きな曲を偏見で解説してみました。
村下孝蔵氏の曲はやはり「片思い」「恋愛」「失恋」の曲が多い気がする。
そして何より歌詞における日本語の使い方が美しすぎると常々思う。
また歌も声もギターもとても上手くアコースティック・ギター一本でもじゅうぶんに聴かせられるアーティスト。
こういう人は現在ではかなり減ってしまったのではないだろうか。
歌詞のところどころに本人の優しい人柄、真面目で純粋な様が表れているといつも思う。
46歳という若すぎる突然死が本当に惜しいと思う。もし今もご存命ならどんな詩を作られたのかと時々思う。
この忙しない時代に是非改めて聴いてみたいアルバムです。
最後までご覧いただきありがとうございました
筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)
おうちでロック〜CD紹介㉘〜
こんにちは
CD紹介の時間です!
第28弾は…
【収録曲】
1.俺軍、暁の出撃
2.相談天国
3.オレメカ
4.アレアレ
5.レッツゴーハワイ
6.ロッキンチェアー
7.Happy Go Lucky
8.ヌゲヌゲ
9.変身リベンジャースーパーファイトバック
10.ブンブン
11.シェーン
12.月光陽光
このアルバムはハイロウズの1996年リリースの2ndアルバム。
1曲目からほぼ全曲勢いがあってカッコイイ作品で自分の中ではハイロウズの中で1.2を争うくらい好き。
【俺軍、暁の出撃】
ギターがめちゃくちゃカッコよく
途中のドラムソロもバリバリにかっこいい
【相談天国】
こちらもとてもかっこいい曲
ベスト盤に入っているバージョンより
アナログ感というかバンド感があり好き。
キーボードソロ、ギターソロがキレッキレ
Deep Purpleの「Burn」と「highway star」を足して2で割ったような曲 笑
マーシーいわく原題は「ハーン」だったらしい
【オレメカ】
すこし落ち着いた曲
確か、サビがライオンの出てるカメラのCMに使われていた気がする。
【レッツゴーハワイ】
ハワイの良さを歌った曲。
なんかマーシーぽい曲。
割と好き。
【ロッキンチェアー】
エレキのカッティングがとてもかっこいい曲
"地獄のような毎日でヘトヘトなんだバタンキューロッキンチェアーで眠りたい"
切実な歌。
そしてこの後も様々なかっこいい曲が続くが
ラストを飾る「月光陽光」この曲がとても好き
他のハイロウズの良くも悪くも抽象的な歌詞と違い非常に直接的でそして心に刺さるような曲。是非一度聴いてみてほしい。
アルバム全体としてテンポが良くて流れるように突き進む。
一曲目の「俺軍、暁の出撃」が名を表している。
余談、、
97年のフジロック出演の際はこのアルバムを中心にライブをしているのだけどめちゃくちゃカッコイイ。マーシーのギターがキレッキレ。
リズム隊のグルーヴ感も凄まじい。
そしてキーボードが途中で壊れるというぶっ飛び具合。その日の大荒れの天気も相まってまさにライブというものである。
ハイロウズは大好きなバンドなのでまたアルバム紹介をしたいとおもっている。
最後までご覧いただきありがとうございました
おうちでロック〜CD紹介㉗〜
こんばんは、CD紹介のお時間です。
第27弾は、、、
頭脳警察/狂った一頁
【収録曲】
1.オープニング
2.イントロダクション
3.次の一頁
4.沈黙の中で
5.短恨歌
6.再開
7.戒め
8.惜別
9.次の一頁
10.エンディング
このアルバムは頭脳警察の特別編のアルバム
衣笠貞之助という大正時代の映画監督の1926年
今からもう94年前の「狂った一頁」という作品をバックに頭脳警察が2010年に行ったライブを収録したものである。
映画の内容は精神病院で繰り広げられる狂気を描いたなんとも独特でホラーチックでアバンギャルドなもの。さらに音声のない映画なので想像力もかなり掻き立てられる。ちょっと怖い。
時間のある人はYouTubeにもあるので
是非実際にその世界を体験してほしい。
冒頭、MCでPANTA本人も言っているが
本当にこれが大正時代の作品なのかと思うほど表現豊かで色んな解釈が出来る映画だと自分も思う。
このライブはあくまで映画の尺に合わせて曲を作ったというわけではないらしく起承転結におけるイメージから完成された作品。
そのためイントロダクションからエンディングまでとしっかり構成されている。
頭脳警察の1stなどの過激なイメージからすると
少し穏やかでそしてヘビーな感じの曲が多い。
しかしこのPANTAが作る曲達がどれもその映画のシーンのイメージにしっかり合っており、劇音楽としても充分に楽しむ事のできるアルバムになっている。
映画の内容も相まって曲のテーマは
恨みや別れ、再開、悲しみといったものが多いが、あくまでそういった感情、景色を
おどろおどろしく不気味にというのではなく
ロック的に熱情的に楽曲が作られており逆に言えばある意味ではPANTAらしく頭脳警察らしいとも言えるかもしれない。
また今回はギターとパーカッションだけでなく
ドラム、ピアノ、ベースなどといった楽器もふんだんに使われているので
そのライブの臨場感もさることながら
前衛映画の先駆者と日本語ロックの先駆者のコラボならではの狂気、凶器を感じとれる仕上がりになっていると思う。
機会があればぜひ、この音源にも映画にも触れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました
筆者:町屋菊一(http://twitter.com/machiya_3rock)